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夢の名刀 【伝来国俊】日刀保特別貴重刀剣 鑑定書付き

登録証
都道府県 山形県
発行年度 昭和42年 
種別 わきざし
長さ 45,7㎝
反り 0,9cm
目釘穴 1個
銘文 表:無銘
裏:
備考
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残り時間 入札終了 (詳細な残り時間
終了予定時刻 2016-09-03 20:56:00.0
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和歌山県の旧家よりの依頼品です。日刀保ノ認定書で、【来国俊】と極められるのはめったにありません。よくあるのは【国俊】二字銘での認定書です。国俊はこの時代数名存在します。本刀は紛れもない【来国俊】です。今回最上研磨から戻ったばかりです。本刀は日刀保の特別貴重刀剣に極められました夢の名刀【来国俊】の脇差です。日刀保には確認済みで間違いないとのお墨付きを頂いております。来国俊は鎌倉時代末期の刀工。国行や二字国俊に比べ、細身の穏やかな作が多い。来国俊以降、短刀の作を多く見る。刃文は直刃を主体とし、乱れ刃の作でも小丁子、小互の目を主とした穏健な作風のものが多く、大模様の乱れ刃の作はまず見かけない。現存作は太刀、短刀ともに多く、薙刀や剣もある。正応から元亨(1288 1324年)に至る在銘作があり、この間同名2代があるとする説もある。徳川美術館には「来孫太郎作」銘の太刀があるが、銘振りから「来孫太郎」は来国俊の通称とされている。本作の、体配は太刀姿で鎌倉中の細身の姿で、中切先が猪首となった姿です。地鉄は、小板目肌良く詰み、細かな地沸が一面につく。沸映りが見られます。刃文は、直刃に二重刃交え小乱や小丁子を交え互ノ目丁子となり、刃縁の沸が強く匂口締まりごころとなり、細かな金筋、足、葉など刃中の働きの盛んです。帽子は直ぐに小丸に返り沸が付いています。焼刃も確りと有ります。刃切れ・匂い切れ・鍛え割れ・曲がり・再刃・埋め金等の欠点は有りません。最上研磨から戻ってきました。さすが国俊です。素晴らしい刀身、何とも言えない優雅な出来、無銘ですが日刀保に極められました【来国俊】脇差を是非家宝にお楽しみ下さい。 依頼品のためキャンセルはご遠慮ください。古美術品の為個人の感覚に相違がありますので写真をよく見て頂きますようお願いします。質問は仕事の関係ですぐにお答えできない場合がありますので、私のアドレス若しくは携帯までお願いします。わかる範囲で誠意をもってお答えいたします。 bkdat805@rinku.zaq.ne.jp 090-5884-0695 以上よろしくお願いします。評価が低い場合はキャンセルさせていただきますのでよろしくお願いします。
【詳細】
(登録)山形県教育委員会 第29146号 昭和42年6月13日 (種別) わきざし (長さ)45,7㎝ (反り)0.9cm (目釘穴)1個 【銘文】無銘 (元幅) 約 2.85cm (元重) 約 0.65㎝ (刀身重量) 約 415g ハバキ銀被二重


作品[編集]
国宝
・太刀 銘来国俊(個人蔵)細めの太刀で、小丁子に小互の目(こぐのめ)を交えた乱れ刃の作。庄内藩家老、菅家伝来。
小太刀 銘来国俊・黒漆蛭巻太刀拵(二荒山神社)
短刀 銘来国俊 正和五年十一月日(熱田神宮)1316年
短刀 銘来国俊(黒川古文化研究所)
太刀 銘来孫太郎作 /(花押)正応五年□辰八月十三日(以下不明)(徳川美術館)
重要文化財
太刀 銘来国俊 永仁五年三月一日 - 第二次大戦後連合軍により接収され、以後所在不明。写真なし。
太刀 銘来国俊 正和二二年十月廿三日□□歳七十五(愛知・徳川美術館)
太刀 銘来国俊 元応元年八月日(個人蔵)
太刀 銘来国俊(紀州東照宮)
短刀 銘来国俊(奈良・談山神社)
薙刀 銘来国俊(個人蔵)